TOYOTA
CELICA LB
1600GT(A60系)

(1/24:TAMIYA 改造)

2004年08月13日 製作

連続のセリカです。
今回のは、セリカ3代目のLB。先のXXと同期のタイプです。
XXとCoupeですっかり存在が薄めですけどね。

実車の発売時期は昭和56年7月頃とか。
当時、車にさほど興味もなかったので、存在すら・・・。

さて、今年の年間テーマってコトで歴代のセリカが揃えばと思います。
初代は最近ハセガワから新規で出て、2代目はアリイのが細々と、
3代目はやはりXXとなり、4代目以降はタミヤで揃います。
しかし、XXは少々系統が違うので、一層のこと作れないかぁ?と考察。
Coupeがラリーに出ていたのでキット有りそうなのですが、
レジンのキットのみ・・・。しかも絶版で高価・・・。
んで、Coupeじゃキットで使える範囲って、ドアと室内程度じゃん!
やはりボディはそれなりに使える範囲が大きくないと造形が大変だし・・・。
それにCoupeは昔AUTO MODELINGでの作例が出ていたのでパス。
まあ、多少ヌルく出来ればとLBを作るコトに決定。

さて、資料集め。と、言ってもきっかけは愛好会メンバーの方が
たまたま当時のカタログをミーティングに持ってきたコトがきっかけでした。
他ネットで調べて見ましたが、やはり不人気?車のため皆無。
ヤ○オクにも出展あってもCoupeで後期のだしで、
結局カタログ以外の資料は無し。
まあ、カタログあればいいじゃん!ってコトで作業開始。

最初に、XXとの比較。
全長はXXが4660mmに対しLB4450mmで210mmの差で1/24換算だと約8.8mm。
全幅及び全高は1/24換算で1mm以下なので省略・・・。
なので、全長は詰めざる得ないが、何処で詰めるかが問題。
そこでホイールベースを比較。
XXが2615mmに対しLBが2500mmで115mmの差で1/24換算だと約4.8mm。
ホイールベース以外で4mmの差と言うのが判明。
残念ながらフロントとリヤのオーバーハングまでは解らなかったのと、
後部はほとんどXXを流用するので、大半は前部で詰めるコトにする。
後部側で安易に詰められそうな所と言うので、資料の写真をXXとLBを比較すると、
気持ちバンパーが短い感じがする。借りた資料にあった寸法図で比べると差があるので、
後部バンパーを一旦直線的に切断し再度そのまま付け直し形状を整える。
すると切りしろ分約1mm程度安易に短くする事が出来る。
残り3mm程は前部で適当に短く造形する事に。
次にホイールベースの4.8mmを何処で短くするかが問題でこれも寸法図で比較する。
ドアはそのまま使うつもりなのでドアとフロントのホイールアーチの間だで詰めるコトにしました。
よって大部分の改造はフロント部分に集中。
最初にXXのノーズが低いのでボンネット先端側にパテ盛りしノーズを持ち上げ、
ボンネット中央部の凸を削り、平面状のボンネットを作る。
LBのボンネット両端にある段は0.3mmのプラ板を貼って再現し周囲と形状をなじませる。
フロントバンパーもシャーシ固定の部分を考慮し一旦切断し、薄くし再度付け直す。
ライト回りはプラ板で作成したのであんまり立体感はなし・・・。
ウインカーも透明板をLに固定し継ぎ目を適当に消す。
後でクリヤーオレンジ塗るから多少艶が無くても良いかなと。
ライトの透明パーツはXXの部品を流用。
と、色々やってとりあえず完成。


こーんな感じになりました。まあ、いいんじゃ?


グレードは1600GTに設定。
単にデジタルメーターが流用出来る為とステアリングもそのまま使えるから。


Bピラーに「鳥」マークを付けています。


室内は塗り分けを変えたのみです。


リヤ回りはバックランプの位置を上に塗り分けし、
ランプ下部にボディ色が入る。


デカールはナンバーの「CELICA」と白枠以外はPCでの自作。
ナンバーの所にも「LB」とあるでしょ。


XXとの比較!
だいたい大きさ的に合わせて撮影しましたので、
何処で短くしたか解るでしょう。
ちなみにXXは画像処理でミラー処理しています。


XXと並べてみる。

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