TOYOTA
SPRINTER TRUENO
(AE111)
(1/24:FUJIMI)

2008年02月製作。

えー。
最近、流行の「痛車」です(笑)。

アオシマより痛車のキットが発売されるやいなや、あっという間?に完売。
で、自分も多少は買おうか買うまいかと思っていたのですが、即完売状態だけあって、すでに遅し・・・。

で、最近気になっていた、「インクジェットプリンター用のデカール用紙」
アルプスのに取って代わるか?と思いつつも、使う切っ掛けも無かったのを思い出し、
いっそう、キャラ絵を自作してみるか!
と、言うことで製作してみることに。

で、先立つ(犠牲?)キットを積んである在庫より選択。
まあ、何か無い限り絶対作りそうもないのを探す。
と、決まったのは「ヤフオク」で、ほとんど”ついでに”って言う感じで、落札したキットに決定。

そしてデカールは、K-TRADINGのインクジェットプリンター用「MIRACLE DECAL」のクリヤを使うことに。

さらに、使うキャラは、偶然?YouTubeで見た、「もえたん」を使うことにした。


先ずは、デカールの製作。
「もえたん」DVDをPCで再生し、画面をキャプチャでゲットする。
ここら辺は、ディスプレイめいっぱいの再生状態として、
極力大きく画像を取る。

とーぜん、そのままではキャラの他に背景や他の人物があるので、
キャプチャした画像を、ペイント系のソフトで、キャラのみの画像に編集する。

結構手間が掛かるが、何回かキャプチャしていると、使いやすいのが、
どの様な場面かコツ?が分かり、編集も多少楽にはなる。

そーこーして、編集も終わり、印刷へ。
画面を単にキャプチャしているだけので、画質的には良くは無いが、
実際プラモに貼る大きさにするとかなり縮小するコトになるので、そこら辺は特に心配なし。

各画像の大きさを決めて、練習用に「普通紙」に印刷。
適当に切り抜いて、貼る場所等と大きさを確認。

いざ、デカールに印刷。
一応取説には、高画質で印刷とあるので、とりあえずその設定印刷も、
インクが出過ぎるコトにより滲みが発生・・・。
普通紙等では、インクが紙に染みこむので、良いのだろうけど、
デカール用紙は基本的に染みこまないので、滲みが出るのだろうと思い、
印刷画質を下げるコトに。
逆に下げすぎてもダメみたいだ。
濃いめの色に滲みが多く見られ、特に黒は乾燥後に割れが生じた。
ちなみに使用したプリンターはエプソンの顔料系。

試行錯誤して、やっと良さそうな印刷が出来る。しかし、用紙は3枚ぐらい使う。
販売単位が3枚なので、1袋を使い切る。1袋、1000円を上回るし・・・。
まあ、失敗気味ものまったく使えないワケでもないし。

次に、デカールのオーバーコート。
染みこまない用紙に、印刷するのだから、そのままでは水に浸すと滲むので、
それをオーバーコートをして滲みを抑える。
コート剤は、普通にクリヤーを使う。
ただ、滲みを気にして、やはり多めにコートしてしまうコトも事実。

コートが終了し、試しに水に浸し、デカールを貼れる様にしてみる。
透明のに印刷し、下地処理ないので、思いっきりスケスケな印刷状態だった。
ここら辺は、白インクがあると良いのかも?
デカール用紙のままだと印刷の発色もかなり良い感じだが、
これを有色のボディに貼ったら、まともに絵が見えないコトが判明。
これにより、ボディは「白」に決定。
また、デカールを指で伸ばして見るが比較的伸びるコトも判明。

さて、ボディの白塗装も終わり、デカールを貼るコトに・・・。
水の中にデカールを入れると、ほとんどがカール状に丸まってしまう。
台紙の紙が水を吸って膨張するに対し、デカールはそのままだから仕方がないのかも。
取説には、水に浸す時間は10秒程度あるが、大きいとそれなりに時間は掛かる。
また、印刷部分より余白を残して使う部分を切り取る様にと書かれている。
印刷部分を切断した場合、その断面部分を再度コートが必要となる。
実際コートをしないで水に浸すと滲むかは不明。

デカールが貼れる状態になり、ボディにデカールを貼ってみる。
しかし、ココで問題発生。
先のクリヤーコートが多すぎると、ボディ表面は基本的に凸曲面なので、
水中で丸まった方向の逆になりクリヤーコートの層に割れが発生する。
逆に薄いコートでも割れるが、さらにデカールとの密着が悪くなるせいか、
印刷部分が剥げやすくなる。

大判の絵を凸曲面に貼るために、デカール表面を押さえるコトもあり
結構気を使わないと剥げるコトになる。
つーより、「無理じゃねぇ?」ってぐらい。

さらに、デカール自体は「ビニール」みたいな素材で、
多少なりとも普通のデカールより厚い。
それにより、ボディのちょっとしたザラつき面があると、
デカールの密着具合にも影響が出る。
密着具合も「マーク・ソフター」等のデカール軟化剤では、
全く効いていない感じ。軟化しないのでは。
蒸しタオルって、方法もあるかも?

そこら辺も判らず、結局デカールの内側に気泡が結構入ってしまう。
針やカッターの先で気泡をつぶすコトは試みるが、
イマイチ解消されず。
さらに、それがボディの磨き時にも影響が出る・・・。

はみ出し部分等もカッター等で切ろうとするも、
ビニールみたいな感じで、切りにくい。
また、切った付近は密着性もますます悪くなってしまったよーな。




絵を貼りすぎ?


基本、貼れるだけ貼ったので、多少ゴチャゴチャになったよーな。


結局、大判だと問題あったので、
多少小さめの絵を多数貼るコトになった。


多少左右面同様な絵柄になるように配置。


一応、室内にも小細工あり。


リヤウィンドウの絵は、デールではなく、
普通紙に印刷したのを内側より貼ってある。
よって、室内からは、後ろはまったく見えない(笑)。


当初の予定では、ボンネット一面の絵を貼ろうと思ったが、
上手く行かずに断念。
よって、小振りの絵を何枚か貼るコトに。


リヤのエンブレム類に重なったが、
こーゆー場合、そのエンブレム類は付けないのか?


大きめの図柄で構想するが・・・。
敢えなく断念し、小さめのを寄せ集めとなる。

室内にも絵柄を配置。
こちらは、デカールをティッシュに貼り、
裏面を白で軽く塗装。
さらに、全体的に艶消しする。
塗装の量を減らし、柔軟性のある状態を保つ。
布に印刷されている感じを出す為。

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