Ferrari
348ts
(1/24:FUJIMI)
2004年11月21日製作
FUJIMIフェラーリ再販シリーズ?の348tsです。
先のF355はアッと言う間に店頭からなくなりましたが、
この348は未だに店頭にある状態ですね。
不人気なのか、348tbの方が良かったのか・・・。
先の名古屋での展示会に出展させてもらいまいた。
会場で見かけた方もいるのでは?
キットはF355と共有している部分もあるように、ボディも少々似ているような?
当時は348の方が先に発売なのですから、F355の方が逆に共有したんですね・・・。
と、F355で苦労した箇所はそのまま348にもあるわけでした。
特に、ボディ両サイドの別パーツになっているスリット部品の合わせが良くないので、
合わせ目等を埋めようとするのですが、如何せんスリットがあるので仕上げが大変。
しかも、スリットが太いく、固定位置が少々あいまいで、少々奥まってしまう感じでした。
先にパーツをボディに固定後、隙間埋めし形を整え、
スリット先端部を細くし凹んだ分極細のプラ棒で高さ調整をしました。
それでもスリットの長さ等が上手く行きませんでしたが・・・。
ウインドウ等の透明パーツがライト部品以外F355と共有しているます。
348ts用に先に作ったでしょうから合わせも良いのかと思いきや良くないし・・・。
サイドウインドウはどうせ厚みがあるので全開状態にしたので窓部を切断。
ちゃんと窓後部の三角状の形状は残しましたよ。
で、このキット最大?の改造箇所!
後部のエンジンフードのスリットの開口工事!!
348のキットは他のメーカーも出ていますが他2社(元は同じ?)とも
後部スリットはちゃんと開いているのに、このキットは開いていません!
ので、いっそうのこと開口しちゃえ!と思い方法を模索。
先のF355も開口しましたが、スリット目は348より少なく裏面から削れば何とか開口出来ました。
が、348は細かく裏面から削っても強度なんてほとんど無くなってしまう感じでした。
だし、開口穴の周囲にバリが出るのでそれを仕上げている時に壊す可能性もあるし・・・。
で、とりあず実車の写真探すコトに。
すると実車ではそこの部分は住宅の窓に付けるブラインドみたいな感じでしたが、
とーぜん?そんなのを再現出来るハズもない・・・。
どうしようかと思いましたが、とりあえずエンジンフード部分をボディより切断。
横線の細さは0.6mm弱。縦の4本は1mmちょい。
まあ、そこの所は細いプラ棒で組めるんじゃ?と。
でも、どーやって均等間隔に組めるか・・・しかも少々湾曲しているし。
で、思いついたのは切り取った、部品を基にして反転したものを作り、
それを治具にして作れるんじゃないかと!?
と、まあ試行錯誤?してやっと完成しました。
(内容の割に文章長い?)
色はネットで検索し、断然赤が多くどーしようかと思いましたが、青メタの実車が見つかりそれに決定!
クレオス165のブライトブルーマイカ。ただそのままじゃ明るいのでスモークを重ねています。
で、室内はタン色に。
リヤのFerarri文字はタミヤF50のインレットを使用。
解りにくいですが、サイドウインカーは切り取り、開口しクリヤーパーツを入れています。
他、ウインカー上部のFerarriマークはタミヤのより流用。
これが、後部スリット部分。
下に黒くしたプラ板を入れています。
多少影が映っているから解るでしょう?
これが組んだ時の状態。
これが、反転した治具。まあ素材は在り来たりの石膏だったり・・・。
Ferarri文字も反転しているので位置合わせにも使えました。
元部品に周囲をガムテープで囲んで型取り。
とまあ、店頭で余剰しているからついでにと思い、もう一台を製作・・・。
左のがそうです・・・。おっと?